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ラウンド・ブリリアント・カット・ダイアモンドの外観のモデリング
続ブリリアンスの分析についてAGTジェムラボラトリー 上杉 初
前回はモデルの説明、メトリック(測定基準)の定義、加重平均ライトリターンについて、クラウン、パビリオン、テーブルのパラメータ(媒介変数)の個々の結果について説明しましたが、今回は、クラウン、パビリオン、テーブルの変数の相互作用について、その他のパラメータがWLR値に及ぼす影響、既存のカット グレーディング システムの意味、今後の方向などを説明していきます。 |
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| ■組み合わせた効果■
クラウン角度とパビリオン角度とテーブルサイズ個々の変化とそれらの相互作用及びそれらがWLR値に及ぼす影響は、これらプロポーション変化によるWLR値を二次元座標にプロットすると理解しやすくなる。その場合、相互作用の効果を視覚化する1つの方法は、地形図のように描くことで、そうするとWLR値を輪郭として表現でき、地形図と同じ方法でWLR値を読みとることができる訳である。その結果プロポーションの小さい範囲におけるダイアモンドの最高のWLR値を生み出すプロポーションの組み合わせを呈示できる。図4で示すように、クラウン角度とテーブルサイズを一緒に変化させると、WLRは予想外の変化をする。 |
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| 図4 | ![]() |
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| 画像をクリックすると拡大。 説明も表示されます。 |
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| 23゜と34゜のクラウン角度に「尾根」があるのである。この尾根に沿って、テーブルが大きいラウンドブリリアントは予想外に高いWLR値を示す。例えば、パビリオン角度が40.5゜の場合テーブルが65%でクラウン角度が23゜の仮想ダイアモンドは、テーブルが56%でクラウンが34゜の石(WLRが0.283と中程度に高い)より多くの光を返す(WLRが0.288と高くなる)さらに、最大37゜のクラウン角度で、テーブル サイズはWLRに大きな影響を及ぼす。この範囲内でテーブルサイズが小さくなるにつれ、WLRは増加する。
3つのパラメータ全部の影響を同時に描く場合、図5の「3次元グラフ」の投影図で表され、クラウン角度、パビリオン角度及びテーブルサイズに対して一定のWLRの輪郭を示す。この図は、WLRの値が比較的高い表面は、この3つのパラメータの組み合わせに複雑に依存することを明確に示す。 |
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図5
クラウン角度、パビリオン角度及びテーブルサイズの3つのパラメータを全て変化させるとWLRの断面が非常に複雑であることが明白になる。輪郭は、0.285より大きいオレンジの領域から0.250未満の暗いブルーの領域まで0.005の増分でWLRの一定の値を示す。 |
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